SAKUYAのままに

SAKUYA のひとり旅行記

大学生のSAKUYAが、ありのままに、毎日、日常を綴ります。現在はひとり旅行を記録に残しています。

真冬に日本最北端の稚内でどうしようもなくなった話

こんばんは!

 

雑記です。手短に。

 

これは大体3年前くらいの話で、

日本の1番北ってどこなんだろう?

という、シンプルな発想から、

鉄路(列車)でいける1番北は宗谷本線の稚内駅だと知り、いってみよう!!と。

 

でも、そこに行くだけの目的では何かいまひとつかなと思い、北海道をグルグルしてみようと思い立ったわけです。

 

その旅行の詳細はこちらから読んでいただくとして、稚内に着いた後の話からします。

 

www.sakuyanomamani.com

 

 

www.sakuyanomamani.com

 

旭川駅を20:06発の特急サロベツ3号は、

稚内駅に定刻だと23:57着のはずでした。

 

が、案の定24時頃到着し(後から考えると、冬の時期に数分遅れで到着できるなんて超超超ラッキー)、駅近のホテルにチェックイン。

 

翌日は稚内を13:01の特急サロベツ4号にて旭川、

特急ライラックに乗り継ぎ札幌を予定していました。

 

昼まで時間があるので、

宗谷岬(日本最北端、ここより北にはいけないはず)を見てこようと試みました。

 

バスは朝8時頃出発で、宗谷岬までは約50分。

 

稚内駅も遠いのにそこからさらに1時間もかかるんかーーーい、と心の片隅で思いながら

周りは一面の雪道を颯爽と走る力強いバスには感動すら覚えました。

 

で、最北端を見て、折り返しのバスに乗り約50分

 

駅に戻るとそこには

 

宗谷本線 本日終日運休

 

ええええええええええええ!!!!!!!!!

は!!!!!!!!!!

 

という、心の叫びすら出ず、

口がぽかーんと開いたのを覚えています。

(その瞬間を覚えてるとは、意外と冷静なんだな、自分、、笑笑)

 

そして、

代行バスの運転はございません!の文字も。

 

あー終わったな、、、

よぎりました。

 

「あ、もしもし、お疲れ様ですーー。〇〇です。あのーー、今稚内にいまして、雪で列車が動かなくて飛行機に乗れなくてバイト行けないんですけども、、、」

 

の電話を覚悟しました。

 

バイト休んでもいっかーー!たまには!!

いやいやダメやろ、、

 

心の中の葛藤が進む中、駅員さんに

「すみません、、今日中に新千歳空港に行きたいんですけれども、、」

と、聞くと

「そこから札幌行きのバスが出ています。そちらは動いていますので。と。」

 

次のバスはなんと!15分後、、

 

ホテルに預けておいた荷物をピックアップするために、すってんころりん行きそうな行き道をダッシュ。

 

このバスを逃すと次はいよいよ飛行機に間に合うか分からないぞ、、

その気持ちが、足を動かせました。

 

そして、なんとかバスには間に合ったものの、

札幌までの所要時間は約6時間。

 

ん?6時間?

 

長すぎる!!!!!!!!!!!

夜行バスじゃないんだから!!!!

 

と思いながら、とりあえず乗車しました。

駅横のコンビニで、お菓子とお茶をゲットし、

しのげるかなと思いましたが、あまりにも長い、、、、

 

しかし次の休憩場所までまだまだ時間はあるし、

とにかく寝ようと!試みたわけです。

 

寝る前の景色→右側は海、一本道に雪が積もる

寝て起きた時の景色→右側は海、一本道に雪が積もる

 

全然変わってないじゃないか!!!

 

 

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※イメージ画像 pinterestより

そう、北海道はでっかいどうなのです。

 

とてもとても大きくて、進んでも進んでも本当に進んでいるのか分からなくなる気がします。

(共感できる方、いらっしゃいませんか??)

 

途中休憩を挟みながら、札幌へと向けてバスは走っていきます。

 

とにかく寝まくって、寝まくって、起きたら

さっぽろ雪まつりが行われていて、

ライトアップがすごく綺麗だった(え?いつの間に暗くなったの?)ことを今でも覚えています。

 

意外とあっという間に札幌についたんだな、そう思った瞬間でした。

 

バスじゃないと見ることのできない景色が、

感動を生んでくれたなと。最後の最後に良い景色に出会えたなと。

 

札幌からは新千歳空港まで電車移動し、

無事に飛行機に乗れ、

次の日のバイトも間に合ったのでした。

 

 

ドキュメンタリーみたいになってしまいましたが、いかがでしたでしょう。笑笑

 

どうしようもなくても冷静でいれば、

どうにかなるってことを、この旅行で学んだのでした。(どんな締め方?笑笑)

 

では!