日本縦断旅行、特急宗谷号の乗車記になります。
枕崎から稚内まで行くこの企画も今回が最後です。
(番外編として、稚内からの帰りの話も出す予定です。)
それでは始めます!
ちなみに、前回記事はこちら。
音威子府から特急宗谷に
札幌を朝の7時に出発した特急宗谷号は、旭川や名寄を通り、
音威子府には10時40分頃に到着します。
その列車に乗って、一路最北端の地、稚内へ。
と、その前に・・・
音威子府は昔、宗谷本線と天北線が分かれていた鉄道拠点のまちでした。
今は、稚内へと向かうルートは宗谷本線一択(天塩中川・豊富・幌延周り→天塩川に沿って北上)なのですが、
昔は、オホーツク海の方に出て、小頓別や浜頓別を経由して稚内に行く二つのルートがありました。(こちらが一番最初の宗谷本線、宗谷本線は新線になった。)
その名残が、少し駅から離れたところのこ線橋からみると良くわかります。
この時代に行ってみたかったな、と思いをはせながら。
その資料が音威子府の駅に併設された資料室に残っています。
興味深いものになっていました。
さて、今度こそ列車に乗車
やってきたのは、4両編成のキハ261系。
冬は車両故障でよく動けなくなることがありますが、この日は動いてくれました(良かった・・・代走でも面白かったかも?マニアには嬉しい)
自由席の乗車率は3割から4割程度。
乗車率は高いとは言えませんが、日本最北端の特急列車の誇りをもって4両の列車は力強く走ってくれます。
列車は抜海駅付近に差し掛かると、進行方向左側に(晴れていると)綺麗な利尻富士を眺めることができます!
利尻富士を見ていると列車は市街地に差し掛かり、終点の一つ手前、南稚内に到着します。
南稚内を出るとすぐに稚内、終点に到着。
日本最北端と書かれた看板を見ると、ここまで頑張ってきてよかったなと思うものです。
まだ時間は13時でしたが、もうホテルにチェックインし、のんびり過ごしました。
次の日のサロベツ4号で引き返します。
終わりに
最南端から最北端へ行くこの旅、有意義なものになりました。
鹿児島のローカル線に乗ったり、新幹線のグランクラスに乗ったり、いろんなことをしました。
良い経験を、次の旅へ。。。
では。